ルーテル教会

聖書のみ、恵みのみ、信仰のみ

ルーテル教会は、プロテスタント教会に属します。 聖書の時代から続く教会の群れの一員です。私たちの教派のルーツは、特に、16世紀の始めにヨーロッパで起きた宗教改革にて、神さまの恵み、イエス・キリストの十字架と復活によってのみ、人は救われるということを強く訴えたマルティン・ルターに由来します。「ルターの仲間」と呼ばれたグループが、後に「ルーテル教会」と呼ばれるようになりました。その後、ルーテル教会は世界各地に広がっていきました。
日本福音ルーテル千葉教会は、戦後、ポール・C・ジョンセン宣教師が西千葉春日町の宣教師館にて伝道を始めたことにルーツを持つ群れです。1956年に、稲毛の地にて会堂を与えられ、現在に至っています。

私たちの教会の信仰

 私たちは、聖書が聖霊によって賜った神のことばであると信じ、信仰の規範を聖書に求めています。そして、使徒信条、ニケア信条、および、アタナシウス信条が聖書の教えに一致すると認めます。
また、ルター派の伝統を尊重していますので、例えば、洗礼を受けるための準備期間には、聖書や各信条を読むだけでなく、ルターの小教理問答書などを用いて内容を分かち合っています。
 詳しいことを知りたい方は、ぜひ、千葉教会までお問い合わせください。あるいは、次のリンクを参照してください(事務局のウェブサイトに移動します)

たとえ明日世界が滅亡しようとも、
今日私はリンゴの木を植える。
Martin Luther

教会暦

ルーテル教会は教会暦に基づいて礼拝を執り行っています。

キリスト教会では伝統的に、日曜日を、主の復活を祝う日として主日と定めます。
さらに、一年を単位として、聖書の告げる神様の救いのわざや、キリストの生涯を覚えます。これを教会暦と呼びます。「クリスマス」や「イースター」も教会暦の一つです。
礼拝で聞く聖書の箇所も教会暦と一致します。教会暦に従って作られた日課を、聖書日課と呼びます。現在、千葉教会では、三年周期の「改訂共通聖書日課」を使用しています。
教会暦は聖書日課と合わせて礼拝音楽とも結びつきます。礼拝に参加すると、前奏・後奏や賛美歌を通して「新しい暦になった!」と実感できることでしょう。
また、教会暦は色によっても表現されます。礼拝堂正面の布(典礼布)や、牧師が身に着けるストールは季節の色を使用します。千葉教会での一例を紹介します。

▼待降節 (アドベント)[紫]
▼降誕日(クリスマス)/降誕節[白]
▼顕現日(エピファニー)[白]
▼顕現後の年間の主日[緑]
▼四旬節(あるいは受難節、レント)[紫]
  ▽受難週(聖なる一週間)
  この内の金曜日は聖金曜日
  (キリストの十字架の受難日)
▼復活日(イースター)/復活節[白]
▼聖霊降臨日(ペンテコステ)[赤]
▼聖霊降臨後の年間の主日[緑]
  この内、8月第一日曜日は、平和の主日[赤]
  10月最終日曜日は、宗教改革主日[赤]
  11月第一日曜日は、全聖徒記念主日[白]

典礼色の意味

[白] 神とキリストの栄光、永遠を表します。
[赤] 聖霊の働きと、主イエスや殉教者の血を表します。
[紫] 悔い改めと慎み、王の尊厳を表します。
[緑] 希望と成長を表します。

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