ヨハン・ゼバスチャン・バッハ(1685-1750)は、ルーテル教会の偉大な音楽家です。バッハは、ルターの会衆賛美(コラール)の伝統を生かし、教会音楽を豊かに育みました。
日本のルーテル教会の賛美歌集『教会讃美歌』の1番は、ルターの作詞の「いまこそ来ませ」ですが、こちらはバッハも好んだことが知られておりバッハの作品(BWV599、659他)としても有名です。この賛美歌の前奏を聴いて、待降節(アドヴェント)を思い出すという方も多数おられます。
この他、賛美歌にはバッハの曲がいくつも用いられています。ぜひ、ルーテル教会の礼拝にて信仰の歴史を感じてみてください。