「生」祈り!
2024年7月21日聖霊降臨後第9主日(緑)
(マルコ6章30-34、53-56節)
日本人は「生」と付くものを好む傾向にあるそうです。それなら、教会では今日もあなたと「生」祈り! 礼拝では、唱えるその願いが、語るその言葉が、全て祈りです。そして礼拝では、祈りをもって聖書の言葉に聞きます。神様の言葉、「み言葉」を、心で味わうのです。
今日の福音書の日課では、イエス様が私たちを羊飼いのように導いてくださることを聞きました。「イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた」。イエス様ははらわたがちぎれるような痛みを感じるほどに、私たちの有り様に共感してくださいます。そして、教え、つまり、み言葉を通して私たちを養ってくださいます。
私たちは人生という旅路において、時に迷いながら、時に悩みながら歩む羊の群れのようなものです。その私たちを、主イエスが、そのみ言葉が、導いてくださります。そして、キリストにあって、み言葉を通して、私たちはひとつになります。平和のうちに。